電話・配線・LAN工事
通信設備の移設や新設を行い、通信環境を整備します。
アームでは、オフィス移転の際に欠かすことができない電話・配線・LAN工事について、ワンストップで行わせていただいております。新しいオフィスの通信インフラの環境整備は業務を継続するために欠かせないポイントとなります。アームのオフィス移転では、ご相談をいただければ、企業様自ら業者を手配していただく必要がございません。オフィス移転を手間なく済ませたいと考えられる方は一度アームにご相談ください。
オフィス移転での電話・配線・LAN工事
オフィス移転で、電話・配線・LAN工事とはどのようなことが行われるのかを具体的にご存知でしょうか?オフィス移転では基本的に退去に伴って現状復旧で行う配線の撤去と、移転先での配線作業の整備に大きく分けられます。その中で電気配線・電話配線・LAN工事が行われます。この工事について詳しくお話しさせていただきたいと思います。
電気配線工事
電気配線は、オフィスの照明、コンピューター、プリンター、その他の電子機器の動作に必要な電力を供給する基本的なインフラです。適切な電気配線がなければ、効率的なオフィス環境を構築することはできません。また、電気配線の計画には、将来のオフィス拡張やレイアウト変更にも対応できるような柔軟性を持たせることが求められます。
電気配線工事の進め方
計画
オフィスのレイアウトを確認させていただき各エリアの配置計画を確認させていただきます。また、オフィスで使用する電子機器のリストアップと、それぞれの機器が必要とする電力を調査します。次にオフィス全体で消費される電力の電気容量の計算をして、供給容量に問題がないのかを確認をします。
設計
計画段階でオフィスレイアウトを確認させていただいたコンセントの位置、スイッチの配置、照明器具の種類や配置などを反映させて詳細な配線計画の作成を行います。また、過負荷保護、漏電対策などの安全対策の側面からも慎重に検討を行います。
実施
配線計画に基づいて、電気配線の敷設、コンセント等の設置を行います。工事終了後には、電気設備が計画通りに機能するかを検査します。問題がないことを確認して、工事完了となります。
電気配線工事のポイント
電気配線工事のポイントは、将来的なオフィスの拡張やレイアウト変更に対応できるように、余裕を持った配線計画を立てる必要があります。余裕を持っていない配線計画を立ててしまい、オフィスの拡張やレイアウト変更に対応できないという企業様は意外と多いです。後々に後悔しないためにも余裕を持った配線計画を立てることが重要となります。
電話工事
オフィスにおける電話システムは、社外との連絡手段としてだけでなく、社内のコミュニケーションの基盤としても機能し、電話配線は業務の効率性や円滑性を左右します。適切に実施された電話配線工事は、通話品質の確保や将来のニーズにも柔軟に対応できる基盤とすることもできます。
電話配線工事の進め方
現状分析
オフィスにおける通信ニーズを分析して、必要な内線の数、外線の数、会議室や応接室での利用状況などを分析します。また、既存の電話システムが移転先で再利用可能かどうかの確認を行い、古いシステムや拡張性に欠けるものは、新しいシステムへの更新を検討します。
プロバイダーの調整
プロバイダーとの契約内容を確認して、移転先でのサービス提供条件の調整をします。新しい契約が必要な場合もあります。
設計
オフィスレイアウトに基づいて、電話ジャックの配置やケーブルの敷設ルートの計画を行います。将来のオフィスの拡張やレイアウトの変更にも対応できるようにすることが重要です。
実施
オフィスの内装工事と並行して、配線計画に基づいて電話配線工事を実施します。工事完了後に内線・外線の通話テストを行い、通話品質やシステムの確認を行い、必要に応じて微調整を行い、工事完了となります。
電話工事のポイント
プロバイダーとの連携を確実に行いましょう。移転先でのサービス開始日を確実に守れるように、電話サービスプロバイダーとの連携は早めに行いましょう。サービスの移行には時間がかかる場合があるため、余裕を持ったスケジュール管理が必要となります。また、オフィスの電話設備に支障をきたしてしまうと、業務が中断されてしまいます。そのため、万が一のシステムトラブルに備え、応急処置の手順や迅速な復旧のための対応計画を予め立ておくことが重要となります。
LAN工事
オフィスの効率化とセキュリティ強化に不可欠なLAN工事は、ビジネスの生命線とも言える通信インフラです。LAN工事の主な目的は、オフィス内でのデータ通信環境を整えることです。日々の業務効率やセキュリティ面にも密接に繋がっているLAN工事は、適切に行うことが求められます。
LAN工事の進め方
計画
ネットワークの利用状況を調査して、必要な帯域幅、接続ポイントの数、セキュリティ要件などを確認します。この段階で、将来の拡張や新技術の導入の可能性を考えておくと、将来的に柔軟な対応が可能かと思われます。
設計
調査した情報をもとにLANのトポロジー(ネットワークの構造)を設計します。有線LANと無線LANのバランス、ネットワークのセグメンテーション、冗長性の確保などを検討します。
機器の選定
設計に基づいて必要となるネットワーク機器を調達します。使用する機器は性能、信頼性、セキュリティ機能、管理のしやすさなどを判断基準として選択します。
敷設と設置
有線LANの場合には、ケーブルを敷設します。無線LANの場合は、適切な場所にアクセスポイントの設置を行います。ケーブル敷設時には、美観の安全性を考慮した配線方法を選ぶことで、見た目だけでなく安全なオフィスを作り上げることができます。全ての機器を設置し、ネットワークの設定を行います。設定後は、通信の安定性やセキュリティの有効性の確認のために徹底的なテストを行います。問題がないことが確認して、工事完了となります。
LAN工事のポイント
ネットワークの定期的なメンテナンスと監視を実施して、ネットワークの性能を維持して、問題が発生した場合には、早期に発見して対処することが必要です。ネットワーク監視ツールを活用して、異常があった場合には迅速に対応できる体制を整えておくことが重要です。